標準体型の服がピッタリくる25%以外の人は、
スーツはカスタムメイドで作った方が良いと思います。
ニットと違って伸びない布帛で縫製されている
スーツやシャツが体にフィットすることは、
かなり幸運なことです。(参考:
テーラーカスカベ)
ただ、カスタムメイドって敷居が高いのも事実です。
既製服を買うよりも選択肢(生地、デザインなど)が
格段に増えるし、その監修者はメーカーじゃなくて
自分になります。しかも、値段が高そうな雰囲気。
このままだと周りにスーツのカスタムメイドに関する
話ができる友人がいなくなってしまうので、
少しでも敷居を低くするために情報発信してみます。
スーツのカスタムメイドは大きく三つに分けられます。
パターンオーダー、イージーオーダー、フルオーダーです。
スーツを仕立てる際には設計図となる型紙が必要ですが、
パターンオーダーの場合は既存の型紙の中から
最も自分に合うものを利用してスーツが作られます。
イージーオーダーの場合は既存の型紙をCADなどで
再調整したものを利用してスーツが作られます。
フルオーダーの場合は自分専用に一から書き起こされた
型紙を利用してスーツが作られます。
つまり、三つの違いは自由度の違いであって
質の違いではありません。ただ、フルオーダーは
型紙の作成にコストが掛かるぶん割高で、
それに合わせて生地や縫製のグレードも
上がることが普通です。一から型紙を作るという
職人の仕事に見合う生地や縫製が選ばれるわけです。
型の確認のため、仮縫いという工程も増えます。
(参考:
テーラー渡辺)
割高なフルオーダーの価格を下げるために生まれた
日本独自のシステムが、パターンオーダーや
イージーオーダーとも言えます。自由度が下がるぶん
生地やデザインの選択は容易になるので、
初めてのカスタムメイドでも注文をし易いでしょう。
実は値段も20000円弱からと手頃だったりします。
ここで、せっかくなので代表的な注文服店を
挙げていきたいと思います。パターンオーダーのお店、
イージーオーダーのお店、フルオーダーのお店ごとに、
格安、通常、高級、ブティック系、特殊のカテゴリに
分けています。前三つのカテゴリは値段の別ですが、
ブティック系は独自のスーツスタイルを持っており、
特殊は独自の商売スタイルを持っています。
【パターンオーダー(15000円〜100000円)】
格安:
Jtailor →タイの縫製工場から直送されるネット専門店
通常:
INHALE EXHALE →SUPER SUITS STOREのカスタムメイド部門
高級:
NewYorker →大同毛織直営の硬派な紳士服ブランド
ブ系:
A WORKROOM →遊び心をくすぐるファッショナブルな洋服屋
特殊:
SatoTailor →パターンはイタリア系のみ! でもコスパ高し!
【イージーオーダー(20000円〜120000円)】
格安:
ダンカン →値段は安くとも自由度と質は必要十分以上
通常:
ZERBINO →着心地の良さと格好良さを両立する仕立て
高級:
AT Men's →仮縫い付きでフルオーダーのクオリティ
ブ系:
Wecci →デザイナーの提案が挑戦的かつ魅力的
特殊:
ヨシムラ →リーズナブルかつデザインの実装力は随一
【フルオーダー(60000円〜400000円超)】
格安:
isn't →生地の選択肢は少ないが価格は驚異的
通常:
テーラーアスコット →王道を守る老舗のスーツは業界でも名高い
高級:
壹番館 →英国王室にも認められた国内最高峰のテーラー
ブ系:
BLUE SHEARS →次代を担う仕立屋の腕前はサヴィルロウ仕込み
特殊:
金洋服店 →二代に亘る皇室御用達は超一流の技術の誉れ
ちなみに、壹番館以降のお店には入ったことも無く、
ネットの情報をまとめてるだけなのはお許しください(爆
つか、スーツ一着に月給以上は払えないっすよ…。
[追記]
もっとスーツの世界を深く知ってみたい人は、
以下のブログを読むのがオススメです。
両者とも素敵なテーラーさんです。
・
Wilbee ・
メンズギャラリー福田