2014年10月05日

悲哀の歴史を纏った森

今週末は自転車を一日レンタル(2000円弱)し、
ワルシャワの北西に広がるカンピノスの森という
国立公園を訪れました。ヨーロッパの平地森を
一度は訪れたかったのです。元農学部生ですから。

カンピノスの森林地帯は、ワルシャワの中心部から
約15kmほど離れたあたりから広がっており、
自然を楽しむ家族連れやマウンテンバイクの
愛好家にとって絶好の場所となっていました。
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Kampinos03.JPG Kampinos04.JPG
Kampinos05.JPG Kampinos06.JPG

しかし、この森には非常に重い歴史がありました。
列強のポーランド分割に抵抗する人々の
蜂起の舞台となり、鎮圧され、処刑が行われる。
ナチスドイツの支配に抵抗する人々の
蜂起の舞台となり、鎮圧され、処刑が行われる。
ユダヤ人ゲットーから連れ出された
人々の処刑がナチスドイツにより行われる…。
第一次世界大戦前から第二次世界大戦にかけて、
この森では10000人を超える人々が殺されました。

下の地図は今回の僕の走行ルートですが、
地図内の青い場所にワルシャワ歴史博物館の
分館がひっそりと建っていました。
その建物に隣接した場所には不自然に拓けた
空間が広がり、そこには簡素な墓が整然と、
かつ夥しい数で存在していました。
Kampinos07.png Kampinos08.JPG

おそらく日本で発行されている旅行ガイドに、
この分館と墓のことが掲載されているものは
無いでしょう。ですが、ポーランドの近代史に
少しでも興味があるなら、是非とも足を
運ぶべき場所だと強く思いました。


posted by ビズアイユ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記@放浪
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