2006年07月23日

JST倉吉工場見学

私はKGCというイノベーティブなシンクタンクの方と知り合いなのですが、
そのツテで日本一の電気コネクタ/端子の製造会社を見学する機会があり、
鳥取県倉吉市の工場まで行ってきました。
 
日本圧着端子製造
http://www.jst-mfg.com/f00off_new/jst/whatsjst/
 
鳥取といえば僕の母校の所在地で、倉吉にもちょくちょく遊びに行っていたのですが、
まさかこんなに凄い会社があったとはという思いを持ちました。いや、本当に凄かった。
 
素人目にも競争力が高い企業だって分かるんですよ。
びっくりするような機構の金型、恐ろしく機械化されたライン、
明確に規定された工程と管理項目、エンジニアの仕事ぶり…。
 
一応僕もITの世界ではエンジニアと名乗ってはいますが、
それを恥ずかしく思うほど、技術的な工学的なレベルが高かった。
これが日本の第一線の製造業のpowerなんですね。
とても刺激を受けるとともに、自分に対しての危機感が湧きました。
僕の仕事のレベルは、この1/100にも満たないんじゃないかと。
 
価値を生み出す仕事を指向する方は、
一度くらい日本の製造業の現場を見た方が良いかもしれません。
仕事のベンチマークが変わること請け合いです。
 
<その他印象に残ったトピック>
 ・プレス→成型→鍍金→組立の流れ
 ・標語などモラル向上の施策
 ・設計は格闘だ
 ・設計だけでなく自分で作る
 ・個人での改善とチームでのCQ
 ・ノウハウの文書化/蓄積
 ・早い意思決定を支える予算レス組織
posted by ビズアイユ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 備忘録@仕事
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