2012年03月31日

アルゼンチン旅行記・二

思った以上に見所が盛り沢山だった、
北部アンデス高原の旅。ハイシーズンは
ワイナリー見学も可能な冬だったのですが、
夏の終わりの三月下旬でも十二分に楽しめました。


<北部アンデス高原>
ブエノスアイレスより空路で約三時間のサルタは、
ペルーやボリビアの銀をブエノスアイレスへ運ぶ
中継地点として栄えたという歴史を持っている。
従って、ここはアルゼンチン北部観光の拠点である。

アルゼンチン北部観光といえば、
世界三大瀑布の一つであるイグアスの滝を
眺めるのが定番であったが、近年は北西部の
アンデス高原にフォーカスを当てた
ツアーも多くなってきている。
南米のグランドキャニオンと称される
ウマワカ渓谷が世界遺産に登録されたからだ。

ウマワカ渓谷の旅は今回のメインイベントであり、
以下のような旅程でアンデス高原を回ることとした。

(一日目)
 ・ブエノスアイレス→サルタ
 ・サルタ市内観光
 ・サルタ泊
(二日目)
 ・雲の列車を追う
 ・白の世界:サリナス大塩湖
 ・標高4170メートルの山越え
 ・七色の丘の町:プルママルカ
 ・プルママルカ泊
(三日目)
 ・画家のパレット:マイマラ
 ・インカ文明の城跡:ティルカラ
 ・征服者の教会:ウキーア
 ・アドベ作りの都市:ウマワカ
 ・サルタ泊
(四日目)
 ・サルタ→ブエノスアイレス→カラファテ

サルタはアルゼンチン北西部観光の
起点となる都市で、街自体の見所も多い。
カテドラルのある広場を中心として
歴史的な建物が多く存在しており、
ヨーロッパの古い街並みを髣髴とさせる。
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サルタ始発の雲の列車は、標高1187メートルから
4220メートルまでアンデス山脈を登り、
チリに至る路線であったが、現在は観光列車のみが
乾季に運行されている。その線路を途中まで
追いかけつつ、車はサリナス大塩湖に向かった。
白一色に覆われた広野は、まるで幻想の世界だった。
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サボテンが散在する乾いた山脈を超え、
今度はウマワカ渓谷に向かう。
途中、車が標高4170メートルの経路最高点に
達したときには、空気の薄さを明確に感じた。
平時であれば吸気/止息/呼気のサイクルを
一分以上に伸ばすことが可能なのだが、
このときは止息が10秒と持たなかった。
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ウマワカ渓谷最大の見所の一つである
七色の丘の町:プルママルカに到着したところで、
アンデス高原観光の初日はクライマックスを迎える。
数億年の時間が気まぐれに生んだ鮮やか色彩は、
大空の虹を憧れた大地が作った芸術作品に見えた。
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翌日は、プルママルカより北の渓谷を巡る。
画家のパレットとの異名を持つ山肌に沿って
広がるマイマラの集落にはワイナリーもあり、
非常に良い赤ワインが作られている。
ティルカラは遺跡の町で、この地がクスコに至る
インカ道として栄えていたことを物語っていた。
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征服者の教会があるウキーアは小さな集落で、
インディヘナの素朴な暮らしを感じられる。
教会に描かれた天使の絵画は、残酷な歴史の
象徴として冷たい迫力を持っていた。
最終目的地のウマワカは、石畳と日干し煉瓦
(アドベ)の街並みが特徴の街だが、
レストランで出された山の民らしい食事が、
エチオピア帰りの僕には一番印象的だった。
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ウマワカからサルタに戻ったときには日も暮れ、
翌日の長い移動を考えると若干億劫になったが、
短い旅程で広いアルゼンチンを周遊するのだから
仕方が無い。アルゼンチン独自の品種である
トロンテスのワインを寝酒にして、眠りに就いた。
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2012年03月24日

アルゼンチン旅行記・一

アルゼンチン旅行の最初と最後を彩るのは、
飛行機の関係で九割方ブエノスアイレスに
なるかと思います。観光資源が多いので、
もっと長く滞在していても楽しめた気がします。


<ブエノスアイレス>
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスは、
南米のパリと称される美しい都市だ。
ヨーロッパからの移民たちが作り上げた
洗練された街並みは、旅行者の目を飽きさせない。
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かと思えば、これぞ南米という趣の料理は、
文化の融合を感じさせずにはいられない。
パリージャ(肉料理の盛り合わせ)、
エンパナーダ(具沢山の揚げパイ)、
ドルセリーチェ(牛乳を煮込んだジャム)、
どれもエネルギーに満ちた味だった。
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そして、夜のブエノスアイレスと言えば
妖しいタンゴのリズム。老音楽家が奏でる
哀愁を帯びた美しい音色に合わせ、
扇情的なステップが人々の目を奪う。
(写真をクリックでYoutubeへ)
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フェリーに乗ってラ・プラタ側の対岸に
足を伸ばせば、植民地時代の雰囲気を色濃く残す
コロニア・デル・サクラメントという街もある。
国はウルグアイとなるが、アルゼンチンの通貨も
問題無く使え、多くの観光客が訪れている。
船内の免税店の格安さも魅力の一つだ。
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最後に、ブエノスアイレスのホテルについて
アドバイスを少し。格式の高いホテルや
ビジネスホテルは中心部のセントロに多いが、
近年はパレルモ地区にお洒落でリーズナブルな
ホテルが増えている。ただ、やはり観光には
セントロ滞在が便利なのが思案のしどころ。
僕の泊まったセントロのCASA CALMAは、
そのあたりの機微を捉えていて素晴らしかった。
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2012年03月17日

アルゼンチン旅行記・序

色々と面倒臭いので事情説明は省きますが、
現在アルゼンチンを旅行中です。
何回かに分けて旅行記を書きますので、
興味のある方はご覧下さい。


<出発から到着まで>
スカイライナーなる新路線で成田空港へ移動。
都合80分程度で都心から成田空港まで
乗り換え無しで移動できるのは便利だった。
エチオピアから戻って以来の成田空港である。

日本からアルゼンチンに直行便は無く、
ドバイ経由、トロント経由で首都の
ブエノスアイレスに向かう便が
経済的に現実的な選択肢となる模様。
今回は、トロント経由の便を使った。

成田からトロントまで12時間、
トロントでの乗り換えで8時間、
トロントからチリのサンティアゴまで11時間、
サンティアゴでの乗り換えで2時間、
サンティアゴからブエノスアイレスまで2時間、
日本から見た地球の裏側に行くためには
飛行機を使っても合計35時間も掛かるので、
明治時代の移民の人々の苦労が偲ばれる。

先人の苦労とは比べるべくも無いのだが、
この移動の体に掛かる負荷は想像以上だった。
機内食の時間が日常の食事の時間と違っていて、
眠る→起こされる→食事→眠るといった流れを
繰り返したため、また時差の影響もあり、
ブエノスアイレスに到着した頃には
体全体の疲労感が半端では無かった。

それでも、往路と復路で実質四日間も
休暇を消費してしまうので旅程には余裕が無く、
ホテルにチェックインして荷物を置いた後は、
体に鞭打って市内観光に出ざるを得なかった。
そうでないと、せっかくアルゼンチンまで
行くことにした意味が失われてしまうからだ。
(しかし、旅行というより修行みたいだな…)
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2012年03月09日

海図に線を描き入れよ

まだ転職活動が続いています。
正直なところ、大苦戦してます。
最初の失敗が尾を引いてる気がします。
このままではいけない。
なので、今後の指針を整理してみます。

<次の仕事の軸>
 ・データ技術
 ・英語力
 ・プライム案件
 ・MDM/SCM
 ・製造流通
 ・年収

僕の今の売り物は、BIで培ったデータ技術と
MBAで鍛えている英語力だと考えます。
であれば、グローバルなITプロジェクトに
関われるポジションを狙うのが順当かと思います。

このとき、継続的に人材としての市場価値を
上げることを考えると、最も価値を訴求できる
企画/計画フェーズの経験値を高めることが
必須だと思うので、プライム案件に携われる
会社を選ぶべきでしょう。

では、その場合のお客さんは誰になるのか。
データ技術と英語力という切り口だけでは
お客さんが見えなくなるので、
得意領域を構築しなければいけません。
自分の価値を定義してくれるのはお客さんです。

財務金融会計は興味が湧かないのでパス、
CRM/SFAは面白そうだけど僕に営業センスが
あるかというと微妙。となると、MDMや
SCMを武器に製造流通のお客さんと一緒に
汗を掻けるよう頑張りたいところです。

最後に、転職で年収を上げたいのは当然ですよね。
定期昇給が見込めない日本社会、このタイミングで
年収を上げられないと未来がありません。
ま、年収が上がったとしても未来があるかは
定かではありませんが、そのときはそのときです。

社会の混乱期ほど新しい何かが芽吹くと信じ、
そのときに力を発揮できるよう準備する。
今は未だ時は満ちていない。再考を促されたのは、
それを認識するため。渡るべき波は遥かに激しい。
posted by ビズアイユ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 備忘録@仕事

2012年03月03日

今期も単位を取れそう

出席日数のハードルをクリアし、
Day4のレポートを提出し、発言点も順調に
稼げているようなので、今期も何とか
MBAの単位を取れそうな気配です。

僕の通っているGlobisの単位認定システムは、
レポートの点数と講義での発言点を
足したものを上から並べていって、
上位15%がA(優)、その次の35%がB(良)、
その次の40%がC(可)、下位10%がF(不可)
という方式です。なので、ただ漫然と講義を
眺めているだけだと単位を落としてしまいます。

それだけでなく、不可が三つ付くと
強制的に放校処分となります。
学ぶ意欲の薄い学生は他の学生の
迷惑になるということで、
MBAの価値を守るためには
仕方が無い措置と言えますが、
僕のように英語力の乏しい人間でも
発言点が必須となるので大変です。

ただ、そのぶん、発言の質と量の両方で
最高評価のExcellentをいただけると
嬉しさが半端ないです。核心を突いた発言を
英語で十分に展開できたという成長の喜びと、
通常の4回分の発言点を一気に獲得できたという
安堵の喜びの両方を味わえますのでw

さて、これでMBAの生活を一年間サバイブ
できそうなのですが、残り2/3を完走できるかは
未だに自信がありません。(上手くいけば)
新年度は今より高いステージで仕事を
行うことになるので、仕事と学業の両立が
ますます難しくなる気がするのです…。
え、両立を悩む前に新しい仕事を見つけろ?
これはこれはお粗末様でした(汗
posted by ビズアイユ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記@東京

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