2009年11月15日

Kivaで途上国に融資

途上国へのP2Pなマイクロファイナンス
実現しつつあるKivaという団体の説明会に、
友人たちと一緒に行ってきました。
 ・ Kiva Japan
 ・ 日経ITproの記事
 ・ ICT for Development.JP
 ・ 青年海外協力隊とエチオピア

マイクロファイナンスについては、
以下の記事を見ると理解できると思います。
ちなみに、賛否両論あります。
 ・ マイクロファイナンス - Wikipedia
 ・ 直接金融へ新たな扉
 ・ 私はグラミン銀行を支持しない

ICT4Dを謳う僕としては、
金融サービスが途上国の村落部で
利用できるようになるだけでも価値があり、
利率が高かったり融資の失敗が出ることには
(程度問題ですが)寛容でも良いと考えます。
光があれば影があるのは普通なわけで。

ただ、リテラシのない人たちに
押し貸しの形になっちゃうのはNGです。
それだと、かつて種苗会社が行った、
ハイブリッド作物の普及による
搾取の構造と変わらないですからね。
 ・ 種子をねらう多国籍企業
 ・ ターミネータ技術とは何ですか?

で、説明会を聞いて分かったことは、
Kivaは集金システムに徹していて、
金融サービス自体は各国の金融パートナーに
丸投げしちゃってるんですね。
 ・ about_kiva_Japan_091116.ppt

しかし、これは上手い方法だと思いました。
Kivaは金融パートナー向けの集金には
リスクを負わないので、運営が安定します。
かつ、ITのおかげで借り手の顔が見えるので、
貸し手は安心してお金を出すことが可能です。

…これは一本取られました。
ちょっと感動したので早速ケニアの
金物屋さんの規模拡大にお金を貸してみました。
 ・ Macharia Kimemiaさん

といっても最低額の25USDですが、
かつて海外送金の手数料を調査した僕的には、
この金額でもキチンと途上国の村落部に
融資できるのかと驚いてしまいました。
 ・ 送金法を調査してみた

結論として、Kivaの仕組みは非常に
優れたものであるなと僕は感じました。
ただ、一点だけ問題を挙げます。
貸し手は金融パートナーの評価を見れますが、
借り手は金融パートナーの評価を見れません。

金融パートナーの情報が不十分な中で
借り手はお金を借りるしかないのですが、
その構造は情報の非対称性による
搾取の危険性を常に孕むものです。

貸し手の視点と違い、単純な返済率が
評価のKPIにはならないだろうし、
途上国の村落部の人々がどうやって
評価情報にアクセスするのかという問題も
あるわけですが、Kivaの中の人には
そこらへんも考えて欲しいですね。
Kivaが営利ビジネスを超えるものであるなら。
posted by ビズアイユ at 00:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記@NPO

2009年11月14日

SQLのOLAP関数の混乱

僕のようなBI屋なんかだと、
OLAPと言えばスタースキーマ構造で
ダイス・スライス・ドリルダウンみたいな
先入観を持ってしまうんですが、
SQLのOLAP関数というのはクロス集計を
行うための機能と思えば良いんですね。
 ・ SQL99的な解説
 ・ 「OLAP関数」って言い方について

もちろん、階層構造を持つマスタと
JOINしたうえでOLAP関数を使えば、
リレーショナルCubeっぽいものを
照会することも可能なわけですが、
単純なクロス表を作るのにも利用できるから、
Oracleの人が分析関数って称するのも
一理あるなと思います。

いやはや、名前を付けるって作業は
難しいですね。他山の石と捉えて
今の仕事に活かせるよう心掛けだなあ。

ちなみに、XML列を含んだテーブル
XMLTABLE関数を使ってRDBなビューにした際、
OLAP関数を使ったら面白いんじゃないかと
某勉強会で発言したんですが、
パフォーマンスの一言で撃沈しました(爆
ま、実際にベンチマークを取るまでは
負け確ではないと意地を張っておきますw
posted by ビズアイユ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 備忘録@IT

2009年11月11日

ICT4Dの事例とボヤキ

ICT4D的に面白い事例をまとめた記事が
日経ITプロに出ていたので、紹介します。
「Change=世界の難題に挑む」

ワリと有名な話が多いので、
ICT4Dに興味のある人の場合だと
新鮮味は無いかもしれませんが、
一箇所に事例が固まっているのは
珍しいと思います。

ウチのTOP Linuxも、こういう記事として
取り上げられるように頑張りたいなあ。
そのためにも、まずは専従者を
雇えるくらいの財務基盤を整えたい(汗

僕はサラリーマン稼業も好きなので、
NPO一本で行く気は薄いわけですが、
平日を使えないと不可能な活動も
残念ながら存在するので、その部分を
担当する人材は必要となるのです…。
posted by ビズアイユ at 00:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 備忘録@仕事

2009年11月08日

XMLDBについて考える

今週の金曜日に某勉強会に出席するので、
ちょっとXMLDBの活用法について真剣に
考えてみました。そして出た結論は、
全く以って教科書の通りだったんですが、
実例付きで整理してみたいと思います。


正規化が崩れてても安心>
最近のXMLDBは、XMLそのまま格納できます。
でもって、そのXML一つ一つは、要素や属性の
定義や数が異なっててもOKなので、
米国の自動車事故データ分析システムの事例
のようなことを実現することができます。

身近な例だと、単なるRDBだと作るのに
相関テーブルを作らなきゃいけなかったりする、
電話番号を何個でも入れられる顧客マスタが
素直に作れちゃうわけです。


<列定義が揺れてても安心>
RDBを設計するときは、なるべくテーブルを
変更しないで良いように頭を使いますが、
そうは言ってもビジネスの変化と一緒に
必要なデータが変わることは多いです。
(トレーサビリティに対応するとかね。)

そんなとき、適切にXML列を設定していれば、
XMLに要素を増やすだけで簡単に問題が
解決しちゃいます。更にXMLTABLE関数で
完全にRDBなビューを作ることで、
クライアントにはXMLを意識させないことも
可能だったりします。(ビューの更新だけで
サクっとALTER TABLEできちゃう感じ!)


<XMLをそのまま格納できる>
流通XML-EDIとか金融のXBRLとか、
メタデータの分かり易い形で情報交換が
可能というXMLの強みを活かした仕組みが、
近年急速に普及しています。

これらを、何も考えずにXMLそのままで
格納できるというのは非常に楽です。
XMLを正規化して単なるRDBに入れちゃうと、
情報復元のためのJOINでパフォーマンスが
かなり落ちちゃうでしょうしね。


どうでしょう、XMLDBを使うメリットが
何となく見えてきたでしょうか?
もし異論反論質問があれば、コメント欄に
書き込んで貰えると、僕も理解が深まって
嬉しいと思うので、宜しくお願いしまーす☆
posted by ビズアイユ at 00:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 備忘録@IT

2009年11月06日

本物を知るという授業

無農薬で化学肥料も使っていないという
自然農の栗を手に入れる機会に恵まれたので、
栗ご飯とか渋皮煮を作ってみたんだけど、
良い栗って香りが違うんですね。
鬼皮を剥くと、ふわっと上品な秋の香りが
漂ってくるんですよ。これは感動でした
marron01.jpg

もちろん味も膨よかで、特に刻んだ渋皮煮を
混ぜて焼いたホットケーキは、我ながら
店に出して売って良いレベルと思ったり。
柔らかい甘みとホクホクした食感が重なって、
シロップ無しで4枚ほど平らげちゃいましたw
marron02.jpg

でもって、カペリンではない本物のシシャモを
手に入れる機会にも恵まれたりしました。
カペリンはカペリンでボリューミーな卵の味が
美味しいわけですが、本物のシシャモは
贅沢な白身魚といった風味なんですね。
近くの酒屋で手に入れた三年古酒の大吟醸と
非常に相性が良かったです。
spirinchus01.jpg

ICTやビジネスの知識を蓄えるのも重要だし
当然努力もしているわけですが、それ以外の
リベラルアーツ(一般教養)って部分を
高めることも一流になるためには必要なわけで、
本物を知るのは大事…と、今日は最近の贅沢を
さすがに言い訳しときますねw

(追記)
ちなみに、料理だけでなく占い音楽の面からも
本物に切り込みたいんですが、そこらへんの
メンターになってくれる人を現在募集中です☆
posted by ビズアイユ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記@東京

2009年11月02日

有給でふらっと箱根へ

有給が取れるなんて、本当に今の会社は
情報系の会社なんだろうかと思いつつ、
せっかくなので箱根に行ってきました。

ぼちぼち緑は色付き始めていたし、
豆腐懐石は美味しかったし、
富士山は綺麗に眺められたし、
大涌谷は荘厳で神秘的だったし、
小田原城と北条氏の歴史も面白かったし、
なかなか優雅な休日を過ごせましたねー。
hakone01.jpg hakone02.jpg
hakone03.jpg hakone04.jpg

住家の排水溝が弱い関係で、水漏れが怖くて
風呂に浸かれない生活が続いているので、
ちょっと贅沢して部屋に露天風呂が付いてる
宿を取ったんですが、これも良かった。
ゆっくり何度も湯治できて、疲れが取れました。
塔ノ沢 一の湯 別館

…なんか最近、日記がエセレブですね(汗
いやあ、料理はワリと得意な方ですが、
特に結婚詐欺とかは働いてないですよ?
posted by ビズアイユ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記@放浪

2009年10月31日

パワポをワードにする

最近、マニュアル作成の仕事をしてます。
で、読み込むマニュアルよりも見て分かる
マニュアルの方が、お客さんに親切だろうし
こっちも作り易いと思って、画面のキャプチャを
パワポに貼って説明を加える感じのものを
ゴリゴリ作ってました。ここ3週間くらい。

そしたら、CMMI対応でワードのテンプレがあるから、
それに合わせろと上の上の方から指示が出まして、
パワポをワードに変換することになりました(泣

でも、今まで作ったものを無駄にはしたくなかったし、
ワードで作図って面倒臭いので、パワーポイント
スライドそのままワードに貼り付けるという
作戦に出ました。具体的には下のような感じで。
http://www.geocities.jp/ko_tyche/sotsuron/ppt-word.html

その結果は、スライド内のキーワードが
ワードの検索で拾えないということで不許可(汗
とはいえ、ここで諦めたら負けた気分になるので、
独力でどうにかする方法を探して…見つけました!

結論から言うと、OpenOfficeを使えばOKです。
具体的には以下のような感じ。
 1. Impressを起動する
 2. pptファイルをImpressで開く
 3. Impressのオブジェクトコピーする
 4. Writerを起動する
 5. オブジェクトをWriterに貼り付ける
 6. Writerの文書をdocとして保存する

こうすると、パワーポイント形式の図表が
かなり正確にワード形式の図表に変換されます。
キーワードはテキストボックス化されるから、
検索にもバッチリ引っかかるぜ☆
…これで許して貰えなかったら吐血だな。
posted by ビズアイユ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 備忘録@IT

2009年10月30日

銀座のフレンチに感動

何度か書いたような気がしますが、
勤め先が銀座なので、久しぶりに本社に戻ると
ランチの時間が楽しみなわけですが、
やっぱり銀座のフレンチって凄いね。

僕が通っているのは、ル・グランブルという
小さな隠れ家のような東銀座のレストランで、
いわゆる銀座の名店というのではないのですが、
それでも今日の鴨のコンフィは素晴らしかった。
GrandBourg01.jpg

僕は、骨付きの肉料理フォークとナイフで
綺麗に切り分けるってのが苦手なんですよ。
でも、今回は力を入れなくても簡単に
肉を骨からほぐせちゃってビックリ!
しかも、実はナイフを逆さまに使ってたという…。

そして、デザートのシュークリームも最高。
溢れんばかりのカスタードが、薄いのに
味のしっかりしたシュー生地と絡まって、
濃厚なのに優雅な後口を残しちゃうわけで。
GrandBourg02.jpg

そんな今日のランチは2000円だったんですが、
この調子だとお金貯まらないよなあ(汗
イタリアンに続いてフレンチも自分で
作れるように修行する必要がありそうですw
posted by ビズアイユ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味@グルメ

2009年10月25日

次のTOPの方針検討中

Puppy Linuxの4.3.1が正式リリースされまして、
TOP Linuxもバージョンアップを検討中です。
SMP対応して欲しいって要望もありますしね。

ただ、どうも一筋縄では行かない雰囲気が(汗
SquashFSの作者さんがこんな発言をしてるように、
TOP LinuxのISOサイズをコンパクトにしてた技術が
現状のカーネルでは利用できないんですよ。

となると、軽快かつ国際的で多機能という
TOP Linuxのコンセプトを維持するのが難しい。
でも、4.3.1ベースのTOP Linuxを作らないと、
Puppy Linux本体との整合性が取り辛くなる。
(PETとかSFSの仕様が変わってますからね。)

正直、参ってます。on the fly SFSの仕組みが
実装される予定の4.4まで待っちゃおうかなとも
思ってしまうくらいで…うーん。

もしくは、発想をガラっと変えて、
libcとかgtkとかglibとか大物ライブラリ
最新の安定版に変えて、Xfceだけを入れた
Puplet作りの基盤でも作って公開するかな?
(Hackishly Optimized Puppy Linux)

ということで、TOP Linuxの行く末に
興味がある方は、意見をお願いしまーす☆
もっとも、採用するかどうかは謎ですが(爆
posted by ビズアイユ at 00:00 | Comment(8) | TrackBack(0) | 備忘録@IT

2009年10月24日

最近どうでしょう的な

ぼちぼち関東での生活も落ち着いてきたので、
週末のイベントに顔を出すことが多くなってます。
友人のライブで情熱の健在振りを確認したり、
エチオピアの文化交流パーティで懐かしい面々と
再開することができたり。
injera_japan.jpg

やっぱり、誰かと会うというのは刺激になります。
みんなが前に進んでいるぶん、自分も前に進まないと
置いていかれると気合いが入りますからね。

なんだかんだ言って、日本の生活はルーチンです。
何かの仕組みに乗っかって、それに沿って動いている。
悪いことではないけども、そこには閉塞感もある。
だからこそ、自分の足で前に進むことを
選択している仲間を見るとワクワクするし、
勇気付けられるし、負けたくないとも思うわけで。

とりあえず、日々の時間を無為に使っちゃダメだな。
読書なり勉強なり開発なり、自分のプレゼンスを
高めるために努力して、地味でも昼行灯のように
光り続けられるようにしたいです。

(追記)
それはそれとして、久々にテクノのイベントで
脳ミソをスパークさせたいなー。
ライブに行って、ミニマルな電子音に浸かりたい
衝動を刺激されちゃったぜ!
posted by ビズアイユ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記@東京

Puppiest.png